コミュニティスペース
デルタ自動車教習所(西院安塚町:教習所)
今回はデルタ自動車四条教習所にお伺いし、普段は聞けない教習所のお話を臼井社長にインタビューさせて頂きました。
デルタ自動車四条教習所は、昭和28年に個人経営の自動車練習所として設立されました。昭和32年に法人経営となり、昭和35年に公安委員会指定の民間委託教習所になったそうです。その背景には自動車免許取得人口が増え、運転免許試験場だけでは対応できなくなったことが挙げられるそうです。
指定教習所には、最高責任者にあたる「管理者」がおり、運営などを監視しているそうです。(経営者とは別です)
四条には自動車教習所、伏見には二輪専門の教習所があります。
現在58名の指導員が在籍しているデルタ自動車教習所ですが、指導員になる為にはまず、教習所に務めながら、指導員になる為の審査に合格しなければならないそうです。「道路交通法、教習所関係法令、教育知識、交通の教則、安全運転の知識、自動車の構造等の科目」の筆記と面接、運転実技試験が行われ、これに合格すると晴れて指導員になれます!指導員になる為には短期間で多くの知識を学ぶことが必要とされ、中には大学受験の時よりも勉強した!という方もおられたとのこと。
生徒さんは学科・技能講習を受講し「検定」を受けますが、この検定員はベースとなる指導員の資格を持っているだけではできません!別に検定員資格も必要なんだそうです。これは驚きですよね。その他にもさまざまな資格が必要で、資格を取らないと指導や検定をすることはできません。務めている方たちは資格を取る為にとても勉強されています。
デルタ自動車教習所では、指導員6~7人で1つのグループを作り生徒さんを担当しているそうです。この体制にすることで、一指導員によるマンツーマンの指導のみではなく、複数の指導員で指導できる環境ができ、また指導員の休みに関係なく予約が取れることも含め、スムーズに教習が進められるようです。
指導員は、人間関係を大切にしながら「安全に運転できるドライバーを育てる」ことを常に意識し、指導員同士で指導方法を話し合ったりされているそうです。
現在教習所にある教習車は約75台(すべてマツダ車)、そしてインパクトのあるこの黄色!!!これには意味があり、警告色であること、ひよこ(初心者)を連想させるという意味を込めているそうです。この黄色は他にはない色で、デルタの教習車用に特別配合されたオリジナルカラーとのことです。
その他、デルタ教習所ではパレードを定期的に行っています。もともとは教習所開所式のセレモニーでバイクの技能を披露したことから始まったそうです。今では四条で四輪、伏見デルタでは二輪のパレードが行われます。そこには指導員の中でも特に優れた技術を持った方が選抜されており、その技術を一目見ようと多くの方が観覧に来られます。パレードは訓練の成果を披露する場となっており、自分のスキルを磨くために仕事と練習の両立をされているそうです。
パレードとは別に指導員の技術向上を目的としてサーキットで行われる大会にも出場されており、数多くの賞を取られています。その中でも二輪では全国大会で優勝しデルタの名が全国に知れ渡ったそうです。高い運転技術を持った指導員がデルタにはたくさんいらっしゃいます。
四条の教習所では「スキッドコース」があり、雨天時の体験をすることができます。自身で体験することで安全に運転する意識を高めることもできます。他の教習所には無い、デルタでしかできない体験です。実際に見せてもらいま したがすごい迫力でした!
水をまいたスキッドコース(左)と通常のアスファルトコース(右)でのスリップ距離の違いを体験できる。
「運転は人の命を守ること!きちんとした知識、技術、マインドを併せ持つことが何より大切です。」と語る臼井社長。京都で運転免許を取るなら、ここでしか体験することのできないスキッドコースをぜひ!!
〒615-0051
京都市右京区西院安塚町6
Tell 075-311-0079
業時間 AM9:00〜PM8:30
(土日祝PM6:30)
定休日 火曜日
二輪車専用教習所はこちら!!
〈伏見デルタ〉
〒612-8244
京都市伏見区横大路千両松町9
Tell 075-602-0645
営業時間 AM9:00〜PM8:30
(日祝PM6:30)
定休日 火曜日
HP www.fushimi-tc.co.jp/
掲載されている情報は2015年12月7日時点のものです。
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