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㈱熊谷兄弟商会(西院町六反田町：自動車)

今回は、西院六反田町にある株式会社熊谷兄弟商会(かぶしきがいしゃくまがいけいていしょうかい)さんの熊野さんにお話を伺ってきました。こちらは昭和38年に現在の会長さんがご兄弟で始めた会社だそうです。社名の「熊谷兄弟商会」には、兄弟で大きな会社になるようにという想いが込められています。

こちらの会社では、自動車の整備や、修理、車検などを行っており、さらに幼稚園バスなども自社制作されています。整備や修理をするためには、整備士免許3級と2級の資格が必要で、車検をするためにも自動車検査員の資格が必要だそうです。従業員は現在11名でみなさん仲が良く、何かあれば先輩に相談できる家族のような温かい職場だそうです。

地域の方にとっても、自動車のことで困った時には「熊谷兄弟商会」に相談したい！と思って頂けるような会社を目指されています。工場は少々古いですが、最新の機械を取り入れ最新の自動車にも対応できるように取り組んでおられます。

これは車の悪い所を見つけるための機械だそうです。一昔前までは車を分解し、どこが悪いのかをそのつど特定していたそうですが、今はこの機械を車に装着すると、すぐに悪い所がわかるそうです。

昔は、すべて分解するのに2日、原因を見つけるのに3日、直す時間、元の形に戻すのに1週間ほどかかっていたそうです。これを使うと直すべき所が明確になるので、かなりの時間短縮になっています。

（事故車の修理の様子）

部品をカットし、取り外して同じ部品を取り付けます。このように車がまた新しい姿に戻っていきます。

（自社制作の幼稚園バス外観）

（内装）

（ステップ）

　（シート）

幼稚園バスは大手の会社が作っていることがほとんどのようですが、こちらではたくさんの幼稚園用バス規定をクリアしたオリジナルバスを作っておられるそうです。

熊野さんは、昔からエンジンの付いた乗り物が好きだったことから、こちらの会社でアルバイトを始め現在まで働いてきたそうです。今は機械の発達もあり、時間短縮をできることも増えましたが、昔は時間がかかる作業もたくさんあり、技術はもちろんですが、「忍耐力」も必要だと思ったそうです。

お客様の大切な車を、お預かりした時よりもきれいな状態にして返すということを心掛けて仕事をされており、整備や修理をすることは、自分の技術を磨くことにも繋がっているので、完璧にできた時はとても達成感を感じるそうです。国産車から海外車まで取り扱っており今までのノウハウからどのような車にも対応することができるそうです。

（最先端の水素カー）

今後は水素自動車など、最新の車を完璧に整備できる工場にしていきたいとおっしゃっておられました。

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掲載されている情報は2016年4月14日時点のものです。
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